アパート・マンションの小予算空室解消リフォーム
最少の投資でできる大胆なリフォーム
空室対策のためのリフォームについて考えてみましょう。
アパート、マンションが古くなると少しずつ入居率が下がっていくことは大家さんも理解できると思います。
新築で10年までなら何とか持ちこたえられるかもしれませんが、10年を経過しますと建物の外観や内部の古さが目立ってきます。
設備も時代遅れになりますし、外壁や屋根、玄関、ホール、階段、廊下など、入居者が案内されて見たイメージは悪くなります。
しかし、古くなったとしても掃除が行き届き、常に清潔感があり、手入れを怠っていないという雰囲気を入居者が感じれば、入居が決まらない原因とはなりません。
マンションやアパートの外観も10年を過ぎた頃からリフォームを検討しなければなりません。賃貸住宅経営の延命もコレに掛かっているわけです。
賃貸住宅のリフォームを行う上では「いかにコストを掛けずに入居促進を図るか」ということが重要です。
私の実例で、ビルの4面の内、表の一面のみリフォームを行うものがありました。表の面を建築用語で「ファサード」といいますが、いわゆる「おもてづら」です。入居者が内見に来て、いちいちそのマンションの全ての面までしげしげと見る人はいません。
たとえば、入居者が案内された時のことをイメージしてみてください。不動産会社が車等で入居者を連れてきます。道路に車を止め、車から降りて建物のファサードをざっと見ます。
その後、玄関へと向かい玄関ホールに入ります。それからエレベーターもしくは階段を使い目的の階にたどり着きます。目的の階についたら廊下を歩くでしょう。廊下を歩いて案内する部屋の前に着きます。部屋の前に着くとその部屋のドアを開けて内部に入ります。
・・・このような工程で内見をするわけです。
とすると・・・解答が出ますよね。今、お話した部分だけ、力を入れてリフォームをするのです。外壁の4面の内一面のみの色を変え、特に玄関部分は壁や床のタイルを張るなどして、がんばって化粧してみてください。
私のコンサルティングでアパートやマンションのファサードをほんの少し変えただけで入居が決まった事例はたくさんありました。
あなたの古いアパートの経営は入居者に選ばれる時代に突入したのです。
あなたのアパートは、その為の努力さえ惜しまなければ、古くなったとしても満室にすることができるのです。
和室の改善ノウハウ、テクニック
壁のクロスを張り替えただけでは改善しない和室を、どうすればよいのか。
じゃあ、洋室にリフォームするか・・ということになりますが、工事費は並大抵ではありません。
個人住宅と違って賃貸住宅にそこまで多額な投資はできません。床、壁、天井から建具まで、全てをやり変えなくてはいけません。
このコストの高さが大家さんの「思い切って変えられない優柔不断さ」を招いているのです。結局アパートの和室は、お茶を濁すだけで空室の大きな原因になるにもかかわらず、そのままの状態で経営することになります。
私の所有する築12年のアパートにも和室があり、他の大家さんと同じ悩みを抱えておりました。そこで、私が悩みに悩んで取った改善策とは?
「和室が和室であるという理由を、あえて拒否する必要はないのではないか?」という発想から考えてみました。「そうだ!和室ではなく和風の空間にすればいいのではないか。」「今までの和室の空間を越え、若い人でも馴染めるデザインにすればよい。」
早速、このコンセプトの基、和室リフォームに挑戦しました。
工程は簡単で、部屋を加工せずに誰でもリフォームできます。以前と比較しても見違えるような新感覚の和室ができます。そして、できたものは若い人にうける空間になりました!
大家さんは今後、不動産会社に任せずリフォームの技術を習得する必要があります。
和室が原因で空室に悩んでいる大家さんにお勧めするノウハウです。
詳しい「小予算空室解消リフォームのノウハウ」はコチラ → 空室対策実践マニュアル
空室対策のための洋室リフォーム
不動産賃貸会社や家主さんの選択するクロスの色、柄は汎用タイプの白系統のクロスがほとんどです。これはクロスを選ぶ側が専門性に欠けることと、コストの問題、冒険することへのリスクを考えるからです。
その結果どの賃貸物件も、どの部屋も壁、天井は白だらけのクロスとあいなります。そろそろ部屋の色は白を止めて差別化を図り、個性的なデザインを入居者に提供しても良いのではないでしょうか。
そこで私がとった小予算対策法とは・・・
■クロスのデザインを工夫する。
たったこれだけのことを実践することにより、部屋のイメージが一変します。
クロスの単価はほとんどが職人の手間賃です。材料だけではなく手間賃で考えれば、小予算で空室対策を実践できます。
また、古くなって色あせた流し台、吊り戸棚の扉や下駄箱などは、シールを貼る事により見違えるようになります。傷がついた建具や建具の枠などにも貼る事ができる代物で、賃貸住宅のリフォームに廉価で手間のかからない商品としてお勧めです。
この差別化を図ったクロスのリフォームは予算も余りかかりませんし空室対策にはぴったりの方法です。実際に実践してみて、入居者には大変好評でした。
詳しい「小予算空室解消リフォームのノウハウ」はコチラ → 空室対策実践マニュアル
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