HOME >> 【アパート経営で成功する人･失敗する人】 バックナンバー >> 〜第898号〜
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2018.11.21 vol.00898
さて、今日は、
不動産投資のオーソドックスな手法である、
アパートやマンションのレジデンス賃貸について
お話ししたいと思います。
ほとんどの投資家、地主オーナーさんは
アパートやマンション経営を
主体としてやっておられます。
しかし、この経営の実情は、
賃貸業界の市場はレッドオーシャン市場
と言われるように、供給が需要を超す競争市場に
なっていて、全国の賃貸の空き家は400万戸以上もあります。
また、毎年新たに建設されている賃貸建物は
４０、５０万戸ともいわれており、
今後も着工戸数が落ちる気配も見えません。
アパートやマンションが新しい時期は
そこそこやっていけますが、
賃貸物件の老朽化が進むと、空室が埋まりにくくなります。
空室を埋めるために原状回復や
常に設備の更新等を続けなければならない。
他にも、築年数に応じて家賃の値下げや
敷金０、フリ─レントなどの賃貸条件の緩和が進むと
ますます経営が悪化し
今後期待できる市場とはとても思えません。
レジ賃貸不動産投資は
今では儲からないビジネスの代表となっているのです。
そのような市場環境ですから
これから市場に参入するには
相当な覚悟を持つこと、そして
リスクを克服できるスキルが問われます。
投資家やサラリーマンは
こういう実情をしっかりと精査し認識して
不動産投資に参入するべきなのですが
しかし、
サラリーマンや公務員、起業家、企業等
業界に参入する人たちが後を絶ちません。
不動産投資をやる人たちが儲かっていないとしたら
いったい誰が不動産投資で儲けているのでしょうか？
結局、不動産投資で儲けているのは
不動産投資をやった本人でなく
不動産投資に関わって購入を勧めている
メーカーや建築会社、不動産会社、税理士や
不動産コンサルタントの人たちではないでしょうか。
世の中の市場経済のしくみを考えると
実は、不動産投資をやる人より
不動産投資を勧める側の方が儲かるのです。
儲かるということは、もう一方の人たちが
利益を「搾取される」ということです。
業界の実態として、
不動産投資を勧める側（業者）の真意は
レジ賃貸経営が良い商売だ、将来性がある
と信じている人は誰一人いません。
それなのに、なぜ、自分たちが信じていない
商売を素人に勧めるのでしょうか？
ここに出てくるメーカー、建築会社、不動産会社の
人たちは不動産投資を勧める側で成り立っている業界で、
飯を食わなくてはいけない立場の人たちです。
将来顧客がどうなろうと、
理解しようという気持ちもないし
まず自分たちの生活が第一ですから
この商売を止めたら明日から食っていけない事情がある。
一方、不動産投資をやりたい人は
今年世間を賑わした「かぼちゃの馬車事件」
のように業界に精通していない無知の人だらけ。
必然的に、業者などから無知に付け込まれるので
被害者は増えるばかり。
また投資を数字だけで判断し、現物主義を無視し
目先だけしか見ていない典型的楽天主義者で
将来に渡ってアパマン経営がどうなるか
考えようともしないし、大きな債務や
それに対するリスクに目をつぶる。
業界に長くいた人間だからこそ言える
「これが業界の実態、実情」なんです。
何十年間模索し、そこから出した
私の結論が、コレ！です。
講座を受講した生徒さんは、
これらのことに気がつき
不動産投資のレジ賃貸をいち早く卒業して
この新しいビジネスに特化しています。
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それでは、
またメールしますね。