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HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第790号
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                 2017.01.25  vol.00790


国民基礎調査によると
全国の世帯数は2015年で5036万世帯
そのうちの単身世帯数が1351万世帯で
割合は26.8%だそうです。

高齢化社会ですから、これから
単身者の中での高齢者の割合が
ますます増えてくるでしょうね。

現実に民間の1Kや1ルームの単身用賃貸マンションに
住まわれている高齢者の方は多いです。

不動産投資でもアパートやマンション
の間取りは1Kとか1DKとか
単身者用のものが多いですよね。

単身者というと一人住まいですから
裕福な人は別として、ほとんどの入居者は
25〜35M2ぐらいの大きさのものに住んでいるでしょう。

なぜ、単身者用タイプが多いのか、
経営者というか家主側から見た単身者タイプを
考えてみると

普通サイズのものより面積が小さいですから
新築時の計画戸数がたくさん取れます。

したがって
同じ土地の面積であれば、ファミリーで計画するより
単身者用の部屋で計画したほうが多くの部屋が取れます。

また1M2当たりの家賃の単価も
ファミリーなどより高く取れます。

他のタイプと違って設備等の負担が大きいので
建築コストは上がりますが
そのデメリットを超えるメリットが出てくるわけです。

したがって、他のサイズと違って単身者用の方が
数字上の投資利回りも高く取れます。
ファミリータイプなどは、はっきり言って儲かりにくいです。
あくまで、計算上の話です。

そのような理由で、雨後の竹の子のように
1Kや1DKのような単身者用の間取りの
賃貸物件が増えていったのです。

利回りが高い、儲かるということで
個人も企業も、この何十年間に単身者用のタイプを造り続けました。

結果的に、需要を超えてしまい
たくさんの老朽化単身者住宅が空室となっています。

これが賃貸市場の単身用住宅の現状です。
単身者タイプが良いのか悪いのか疑問ですね。

たとえば、地方に行って
不動産屋さんの店頭の張り紙を見ますと
築30年を超えた老朽化マンションの
単身者用の家賃が1万とか2万程度でたくさん出ています。

やけくそとしか思えないような家賃設定ですが
これは紛れもない事実です。

1万代の家賃って、経営するだけあほらしいと思います。
地方都市では、なんとトランクルームの家賃と
同程度ぐらいの家賃が横行しているのです。

家賃1万円しか取れない賃貸経営では
トランクルーム経営をやった方がまだましです。

単身者用住宅というものは
いずれそういうリスクが潜んでいるということを
肝に銘じておきましょう。

それでは
また、メールしますね。
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