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HOME >> メールマガジン バックナンバー >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 〜第74号

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   これを知らずにアパート経営をしてはいけません。
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 ■          アパート経営で成功する人・失敗する人 
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 ■            http://www.kuusitsu110.com
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                                                 2006.7.12 vol.0074

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 目次

 
 ◇ 建築メーカー社員時代のある思い出 

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          ある建築メーカー社員時代の思い出
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 今から20数年前、私はメーカーでは現在トップの、ある大手企業に
 中途採用で入社した。

 その企業の中の、ある一部門に過ぎなかった土地活用部門の営業課に
 所属したのである。

 当時、その部門は発足してから、1年も経っていない、課長もいない
 代理の係長と営業マン二人だけの小さな小さな所帯であった。
 私はもともと技術屋(建築設計)の出身であり、中途採用を募集する際に
 資格を持っていたということで採用されたのであろう。

 入社して地元採用ということなのか、研修もなく、わけのわからない
 まま上司のいわれるがままに指示通りに動く身分であった。

 よく観察してみると、他の三人はいずれも私と同じ中途採用であり
 以前の職種は住宅の営業マンであったり、証券会社の営業マンであったり
 印刷会社の社員であったりと千差万別だ。

 運よく私より年下の人間はおらず、いびられるという事もなかった。

 今だからいえることだが、その頃ペテン師や詐欺師もたくさん入社していた。

 当時の住宅メーカーなんてその程度のもんだ。


 私の上司である○○係長が私の教育係で、常に彼の指示を仰ぎ行動していた。
 上司である○○係長は、後から聞いた話では営業経験一年未満で、実績も
 ほとんどなく口先だけの人間であったようだ。

 とりあえず私としても、入社したばかりで、右も左もわからない
 状態であったので、そのできの悪い○○係長について行くしか
 方法はなかったのである。

 一流企業というのに何のノウハウも教育システムも整っていない
 のには正直驚いた。その仕事の内容は、毎日土地オーナーの自宅を
 無差別に訪問するだけの仕事である。

 今から思い出してみて、入社して一年間は無意味で無駄な時間を過ごした
 ように思える。

 飛び込み訪問する度胸だけはつきましたが・・。(笑い)

 成果の出ない一年間の行動は、本当のことを教えてくれる人が
 上司にいなかったからである。

 しかし、逆に言えばそのできの悪い上司のおかげで、会社に頼らず、
 独学でやってきたからこそ、今の自分があると信じている。

 ある意味、そのできの悪い上司に感謝しても良いかもしれない。

 そのできの悪い上司のことだが、ひとつだけ印象に残っていることがある。

 私が入社して、3ヶ月目で契約をしたときのことだ。
 契約をする為にお客様の自宅へできの悪い上司と同行した。

 契約前に雑談、契約の話をして契約書に押印をしていただいたとき
 のことである。

 そのすぐ後

 彼はおもむろに背広のポケットからハンカチを取り出して、
 そのハンカチで印鑑の朱肉を拭いたのである。

 それを見たお客様は、びっくりして奥様にティッシュを持ってこさせた。

 そのとき彼が心の中でニヤッと笑っていたのを今でも覚えている。

 顔の表情でわかった。ポーズである。

 お客様の大事な印鑑を、自分のハンカチで拭くという行為を見せる
 ことなのだ。お客さんがいないところでやっても意味がない。
 どれほどの効果があったのかわからないが、今でも私はそのときのことが
 はっきりと思い出される。

 その時私は思った。

 営業マンは芝居の舞台を作るのだ。

 顧客は舞台を見る聴衆。営業マンは舞台で演じる役者なのだ。

 以後、2、3回まねをしてやってみたが、何時のころか馬鹿らしくなって
 止めてしまった。

 いまだにその意味合いがよくわからない。

 営業マンは感動を売る仕事であるとよく言うが、確かに言えるかもしれない。
 日常的でない行動を取ることにより、お客様に何かをアピールする。
 たったそれだけのことであったのだろう。
 深い意味があったわけではないのだ。

 彼は現在、ある支店の支店長に昇格し、運転手付の社用車に乗っている。

 人生とはそんなものだ。

 私の人生とは明らかに違う。

 → http://www.kuusitsu110.com/parsonality.htm




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