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HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第710号
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                                   2015/8.12  vol.00710
さて 私がアパートやマンションのような集合住宅に興味を持ったのは いまから、40年前の学生時代にさかのぼります。 当時、建築学科の学生だった私は 都市計画を学んでいるときに 「コミュニティー」という言葉に心が引かれました。 コニュニティーを調べているうちに 人と人が集まりコニュニケーションを得る 手段として「集合住宅」という器にも興味を持ちだしました。 コニュニティーとは「共同体」というような意味を持ちます。 しかし、コミュニティーと一口でいってもいろいろな形態があります。 趣味を目的としたコニュニティーとか 研究を目的とした団体のコミュニティー マクロの意味で地域を中心としたコミュニティー 隣近所のようなミクロな地域生活を主体としたコミュニティーとか このようにさまざまなコニュニティーがあります。 この中で「地域のコニュニティー」が私の心を惹きつけました。 江戸時代の庶民の長屋で「隣組」とか「向う三軒両隣」というような 言葉がわたしの心をセンチメンタルにしてくれます。 集合住宅は地域コニュニティーのなかでも もっとも具現化された器、空間だと思います。 集合住宅は他人と他人が同じ屋根の下で生活しますが 壁を境として別々のプライベイトなテリトリーを形成しています。 大昔は「個」と「公」の境があいまいではありましたが コミュニティーは確実に存在していたのは事実です。 現在の都市型、都会型の集合マンションは 個々の部屋の居住者との結びつきは皆無といっていい。 建築家の黒川紀章が「現代人はホモモーベンスである」 と提唱し、未来はコミュニティーが薄れてくると言っていました。 ※ホモモーベンス:社会を流動する人間。移動人間。動民。 しかし、人と人との繋がりは弱くなりましたが 現代社会でもコニュニティーはいろいろな形を変えて 程度の差こそあれ存在するのです。 当時、コニュニティーにあこがれを持っていた私は 建築学科の学生の時の卒業設計で コニュニティー空間を重視した集合住宅を設計し その卒業設計はみごとに日本建築学会賞を受賞しました。 また、私の父が50年以上前から貸家を経営していたこと。 その独特な経営を小さなころから見ていたことも もちろん大きな影響があったと思います。 そのような経緯があって その後、建設会社、設計事務所を経て 皆さんがご存じの企業へ入社し 集合住宅営業所という部に所属して 多くの賃貸住宅や事業用建築の建設に関わったのです。 わたしがアパートや賃貸マンションのような集合住宅に興味を持ったのは、 そういったことが原因だったんですね。 それでは また、メールしますね。
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