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HOME >> メールマガジン バックナンバー >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 〜第57号

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   これを知らずにアパート経営をしてはいけません。
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 ■          アパート経営で成功する人・失敗する人 
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 ■            http://www.kuusitsu110.com
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                                                 2006.3.2 vol.0057

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           不動産会社の家主対策は 
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 先日、ある不動産会社の社長と、話をする機会がありました。


 「先月のセミナー講演での話は興味深く聞きました。
 当方でも築年数の経っている物件がたくさんあり
 空室を埋める方法は大変参考になりました。」


 「当社も家主さんのために八方手を尽くして、鋭意、空室を埋める
 ための努力をしております。」


 「当社での客付けだけでなく、ネットワークを活かして
 他の協力業者にも依頼し、時には仲介手数料も一切取らない
 ときもあります。」


 こんな業者さんがいると大家さんも安心して任せられますね。

 しかし、こんなに努力をされているのに家主の側の「甘え」や
 「慣れ」があるようです。

 たとえば、業者側が家主さんに安定的に空室もなく、苦労も
 させない経営(通帳だけを眺めさせる経営)を長年、続けていると
 家主さんはそれを当たり前のこととして感じるようになるのです。


 不動産会社の苦労も知ろうとせず、自分が楽をして長い期間
 経営していると、家主さんは業者に甘え、いわゆる、昔型気質
 の「貸してやっているんだ」という驕りを持つようになります。


 先程の業者さんは、どう考えてもリフォームしなければ
 空室が埋まらない物件の空室を埋めるために、家主に時間を掛けて
 説得し、それでも家主が納得しなければ

 「コチラで工事費を立替えるから、これだけのリフォームだけ
 はやってください。」と、進言するそうです。

 ここまでの業者さんの真摯な態度を見ると、さすがの大家さんも
 首を縦に振らざるを得ないらしく

 「そこまで○○さんが言うならリフォーム代を出しましょう。」
 ということになるのだそうです。

 業者さんの「頑固な大家さんを相手に苦労をしている姿」が
 ありありと見えます。


 この話から、ほとんどの年輩の大家さんが20世紀型の
 賃貸経営意識を持っているのは確かです。


 私はこの社長さんと話をしていて、一案を投じました。


 「時代遅れの家主に、一人ひとり時間を掛けて説得するのは
 大変でしょう。あなたの苦労はよくわかります。」

 「大家さんに対してあなたの言うことは、当事者同士のことだから
 家主さんも耳を貸さないのです。」

 「第3者の私のような人間が話をしてあげれば、聞く耳を持つ
 のではないでしょうか?」

 「実際に、私のセミナー講演では、私がしゃべっているときは
 前の席の70代以上の年輩の家主さんは、一言も聞き漏らすまいと
 メモを取りながら聞いていますよ。」

 「最近賃貸市況はどうなっているのか?入居者の生活レベルが向上
 していること。若者の好きなことや嫌いなこと。
 昔と違って非常に贅沢であること。
 などまた、今後少子化が進んで世帯数が満たされ、さらに加速して
 空室が増え続けていくことなど。」

 「空室に関わる全般的な話をしてあげれば、家主さんたちも
 今後のアパート経営が楽にできないことを脅威として感じるでしょう。」


 「ただ、私が一人づつ家主に対してお話しをするわけにはいかないので
 家主を集めて講習会を開くほうが手っ取り早いのではないですか?」

 「そうすることによってあなたの時間が取られなくて済むし
 大家さんの啓蒙、啓発にもなり、今後の家主の対応が楽になるはずです。」


 大家さんという人は、やはり「素人さん」ですから賃貸業界の状況を
 あえて知ろうとはしないものです。


 やる気のある大家さんでしたら、ほっておいても自分で学習、研究し
 自分の賃貸経営の向上を目指しますが、実態は80パーセントの
 大家さんは「不動産会社にまかせっぱなし」の受身の人たちです。


 そういった大家さんの意識改革の提案は、不動産会社の役割です。

 大家が「けちだ。」「いうことを聞かない」と愚痴っていても、
 事は始まりません。

 まず、不動産会社から歩み寄り、商品を提供してくれる大家さんを
 囲い込むことが必要です。

 大家と不動産会社のすれ違いをなくし、距離を縮めることによって
 お互いの良好な協力関係ができるのではないでしょうか?


 「お世話をする」のは不動産屋さんなのですから。


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   ★アパ、マン経営の秘密とはこれまでの賃貸住宅経営を
     否定することから始まります。

 
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