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HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第177号
 
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                    2009.02.18 vol.00177

 おはようございます!

 空室対策アドバイザーの 竹末 治生 です。

 いつもメールニュース講読ありがとうございます。


 さて、
  以前、「賃貸住宅にもコンセプトが必要だ」
、ということをお話したことがあると思います。



 20年以上前に

 賃貸住宅に求められていたものは

 「いかに効率よく合理的に設計し、家賃を高く設定できるか。」
 ということでした。

 もちろん、私自身もその当時、その点に注力していました。



 ですから、


 そこには消費者(入居者)の意向や要望など

 ほとんどといって良いぐらいありませんでした。



 企業側(建築会社)の論理、家主側の論理で
 大量の賃貸住宅が生み出されて来たんですね。

 普遍的なものを大衆に大量に提供すれば、
 それで事が済んでいた時代でした。


 マスデモクラシー時代の産物といってもいいかと。





 しかし、


 アパート経営がこれまで「堅実で安定したビジネス」
 であることにアグラを掻いていた時代は
 とっくに、過ぎてしまったんですね。


 時代も変わり供給数が需要を逆転すると、
 賃貸住宅のあるべき姿も見直していかなければ
 ならなくなります。





 そこで

 個別化、差異化を求められるような時代になり
 コンセプトを持った賃貸住宅が登場します。


 需要に特化した賃貸住宅を作り、
 消費者の様々なニーズや要求にこだわった
 賃貸住宅がドンドン送り出されています。





 たとえば



 最近、関東地方でブームになりつつある
 コンセプト賃貸住宅の実例をひとつご紹介しましょう。








 それは



 ●『ガレージハウス賃貸住宅』



 やりますね〜。さすが東京ですね。

 大量の人口を抱えている首都圏ならではのビジネスで
 これぞ、ロングテール理論では?


 車の大好きな「マニア向けの賃貸住宅」で

 そもそも駐車場は外にあるのが宿命ですが、

 車マニアにとっては


「可愛い車ちゃんを外に出しては可哀想だ」


 という発想です。




 この企業は、潜在的な車マニアの需要を的確に捉え
 インターネット会員制というツールを使い、
 事前に会員を集めて建物を作る
 という受注生産を行っています。



 入居募集に行列が並ぶ賃貸住宅で、

 現在、会員数がなんと1055人!

 会員はドンドン増加中!

 不況も関係なし!

 建設が需要に追いつかないそうですよ。


  http://www.garage110.com/garagingclub/index.html

  (株式会社リビング百十番ドットカム)






 どうです?

 どんな人が借りるんだろう?と思うでしょ。




 こんな人たちです。


 年収1000万〜2000万ぐらいの方達で
 「どうしてもガレージ賃貸に入居した〜い」
 という車好きの人たちばかりだそーで
 借りる人の職業は医者、弁護士、有名企業に
 お勤めの方が多いらしい。



 それにしても、うらやましい話ですねぇ〜


 あなたのアパートもそう、いわれてみたいと思いません?


 マニアの人は、少々お値段が高くても
 それに見合う対価を出すんですねぇ。


 これ、なんかヒントになりません?




 ここに挙げた実例はマニアが飛びつきたくなるような
 新しいライフスタイルの提案をしています。


 ニッチといわれる市場に集客装置を作り、
 希少な人たちを集めています。


 そして賃貸住宅が今までのように箱物であった
 時代は過ぎ去り、個性を求める世代を対象とした
 ビジネスとして成長する事業になりつつあります。



 「コンセプトを持った賃貸住宅」とは
 このようなものをいうんですね。







 ただーし、、、


 以上ご紹介した実例は、背景が大都市圏であるから
 成立する賃貸住宅です。

 地方で真似をして作ったとしても
  

 不動産会社さんがそんな入居者を連れてこれるか
 どうかは疑問です。



 地方都市でやるには集客のシステム(インターネット)
 を作ってからでないとお勧めはできませんから


 くれぐれーも気をつけてくださいね。




 それにしても何が流行るかわかりませんね。




 ほんと、変な時代です。




 最後まで読んで頂いて ありがとうございました。

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